造り(つくり)って?

慶びのおとずれ 富鶴(とみつる)販売処 なかのひと つるです。

今日は、造り(つくり)について書きます。


造りは、酛(もと)(※酒母のこと)に、蒸米、麹(こうじ)、水をいれて(仕込みといいます)、約1か月間、醸すことを言います。

仕込みでは、いきなり全量をいれるのではなく、3回にわけていれます。
1回目、2回目、3回目と徐々に蒸米、麹(こうじ)、水の量を増やしていくんです。
これを3段仕込みといっています。これが酵母を育成するのに適していて、他の雑菌が入りにくくしています。

そして、この仕方にはそれぞれ呼び名があって、
1回目を 「初添え(はつぞえ)」、2回目を「仲(なか)」、3回目を「留(とめ)」といい、
1回目「初添え(はつぞえ)」と2回目「仲(なか)」の間をかならずとり、それを「踊り(おどり)」といいます。大体1日です。
よく「踊らせる(おどらせる)」といって1日でなく、2日と長くすることもあります。

ここが私、好きなところで、「踊り(おどり)」では麹(こうじ)が蒸米をとかし、その結果のブドウ糖を酵母が発酵させていくということで、それぞれがくるくる踊っているイメージがあります。

そして、3段仕込みがおわってからの約1か月。
どのように酵母を応援するのか、麹(こうじ)に働いてもらうのか、毎日が声がけの日がはじまります。

酵母を鼓舞しながら、穏やかに育成していくのがポイント。
いつも気に掛けること、
声をかけること、
そして、決して酵母を不安にさせないこと。

その上で、少しの変化に気づいて、事前に対策していくこと。

そのせいか、富鶴のお酒は、ゆるやかになりながらも、後半も途切れず発酵をしていき、この材料がもつ素材を存分に生かせていると思います。


次回は、いつ搾るのか?についてお話します。いつ造りを終了とみるのか? についてお話しますね。

富鶴(とみつる)は毎日の晩酌。
いろいろな顔をするとみつるをこよなく愛している つるでしたー。

どんな 富鶴(とみつる)が飲みたいかなど、気軽に聞いてくださいね
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