一番大事といわれる麹(こうじ)って

慶びのおとずれ 富鶴(とみつる)販売処 なかのひと つるです。

今日は、麹(こうじ)がなぜ大事なのかについて書きます。

日本酒で麹(こうじ)が重要な役割を果たす理由はいくつかあります。

まず、日本酒は、米を主原料としています。米は、糖分を含んでいますが、これを酵母が直接発酵することはできません。そこで、まず、米を麹(こうじ)菌で処理することによって、
デキストリン、ブドウ糖、ペプチド、アミノ酸、脂肪酸、グリセリンを作ります。
これらの物質をもとに、酵母が発酵を始めるのです。つまり、麹(こうじ)は、日本酒の発酵に欠かせない前処理を行っています。

日本酒の味や香りに大きく影響する成分、酸味をだすコハク酸、リンゴ酸、フルーティーな香りを持つエステル類などは、酵母が作り出すのですが、
一部の酸も麹(こうじ)菌が生み出します。

以上のように、麹(こうじ)は、日本酒の発酵に必要な前処理を行い、日本酒の味や香り、うま味に大きく関わる重要な役割を担っています。

この麹(こうじ)ですが、どのように作られているのか? 気になりますよね。
各蔵の最高機密かもしれません。

富鶴(とみつる)では麹は24時間体制で作っています。
温度管理が大事で24時間体制なのですが、人数が少ないので当然つるも寝ています。
ですが、重要な対応が必要なときには、なぜか、お酒の神様のお使いがきて起こされます。

ほら、最高機密っぽいでしょう?

次回は、お酒の味・香りをきめる酵母について書きます。


富鶴(とみつる)は毎日の晩酌。
いろいろな顔をするとみつるをこよなく愛している つるでしたー。

どんな 富鶴(とみつる)が飲みたいかなど、気軽に聞いてくださいね
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